どうも、のちです!
最近、ディップス、懸垂のトレーニングの強度が足りなくなったのでディッピングベルトというものを買いました。
選ぶときに「どれがいいんだろう?」と思ってAmazonをみてみるとめちゃくちゃ安いディッピングベルトがあったんですね。
それがこれ。お値段2000円。
早速購入したのはいいのですが注文後に耐久性が不安になり、結局ハービンジャーのちゃんとしたディッピングベルトを買ってしまいました(ブログのネタにもなるしいいかなとw)
これがお値段6000円(!)
折角なので、今回はディッピングベルトの安物と高いものを比較してどちらがおすすめなのか?を検証したいと思います。
この記事は、
・荷重用ベルトを探していて、他人のレビューが見たい人
・実際そもそもディッピングベルトは使えるのかを知りたい人
・安物で済ませたいけど耐久性とかどうなの?と知りたい人
といった人向けに紹介していきます。
Contents
そもそも荷重ベルトを使うメリットをおさらい
まずトレーニングにおいて高重量を扱うことは筋肥大の基本中の基本です。
高重量を扱うことで筋肉を動員する神経が多数使われ、低重量を扱うよりも筋肉に刺激が与えられます。
例えば胸の日ならベンチプレス、背中の日ならデッドリフトなどそれぞれの部位の種目で一番重量を扱える種目を最初に持ってくることで、最大筋力を発揮でき筋肥大に効果的というわけです。
そんな中で背中の種目である懸垂(チンニング)、胸の下部の種目であるディップス。
どちらも筋肥大を狙う上でとても魅力的な種目ですが、自重トレーニングでは体重以上に重りを増やすことができません。
そこで使うのが荷重ベルトになります。
特に懸垂に関しては背中の広がりを作る最強の種目といっても過言ではなく、やっていないトレーニーは皆無といっていいくらいなので荷重してできることはとても大きなメリットとなります。
ラットプルダウンもいいのですが、自重でバランスを取る懸垂の方が細かい筋肉にも刺激がいきやすいです。
ハービンジャーと安物(中華)で徹底比較
今回はハービンジャーというメーカーと、無名の中華のブランドとで比較してみました。
ハービンジャーとは?
1988年創設のアメリカのブランド。当初はスケートボーダーの手首損傷を防止するグローブを生産していた。
革新的な手首固定方法を考案し、ウエイトリフティング用品に参入。
その後、オリンピック出場経験者のLee Haneyらとともに、高品質でち密に計算されたグローブ、ベルト等のウエイトトレーニング用品を開発した。
現在では70か国以上の国々に製品を供給している。
一方、安物の方はsumnaconという会社のディップスベルトを購入してみました。
恐らく中華クオリティだと思われます。
ハービンジャーの方が6000円程、中華の方が2000円ほどでした。
ハービンジャーポリプロディップベルトレビュー
まずは6000円もしたハービンジャーのディップスベルトからレビューしていきます!
耐荷重
アマゾンのレビューによると180ポンド(約80㎏)で耐久性テストを行ったが問題なかった。という報告があります。
他にも80㎏で行っても問題なかったというレビューもあるのでこの辺りまでは使えそうです。
50㎏以上でディップスを行う人はそうそういないので耐荷重は満足いくレベルですね!
耐久性
安物のディッピングベルトと比べると相当厚手のナイロンを使っており、かなり安心感があります。
また鎖の部分の縫製も相当しっかりしており、40㎏で使用してもビクともしませんでした。
さらに鎖自体も安物のディッピングベルトと比べるとそれ自体に重量があり質の高さがうかがえます。
重量感があります。
着け心地(フィット感、安心感)
厚手のナイロンを使っているので、フィット感もしっかりとあります。
40㎏の重りをつけてトレーニングしている際も、鎖とナイロンの接合部分がきしんだりといったことも無かったですし、安心してトレーニングすることができました!
腰回りは調節可能?
一応、気になる方もいると思うので回答しておくと、ディッピングベルトはワンサイズとなっており調節機能はありませんでした。
鎖もしっかりと固定されており、調節できる余地はありません。
一見ずれておちそうですが、重りを付けることで腰にしっかりと引っ掛かり落ちてくることはありませんのでご安心ください。
まとめ
値段は高いですが、質は間違いないという印象です。
6000円という値段をどう考えるかですが、「荷重ベルトを買う時点でトレーニングに対してある程度本気である方が多い」と思うので、そういった方には是非こちらをおすすめしたいです。
トレーニング中はベンチ台やリストストラップ、パワーグリップなどもそうですが、自分の身体を預けるアイテムの耐久性が不安定ではトレーニングの質にかなり影響がでます。
安物(Sumnacon)荷重ベルトレビュー
今度は安物(2000円)のディッピングベルトをレビューしていきましょう!
折角なので、今度はハービンジャーと比較しながらレビューしていきます。
耐荷重
公式では耐荷重は40㎏となっています。
チェーン全長:約86cm チェーン幅:約2cm 耐荷重:約40kg ベルト全長:約79cm ベルト幅:約16.5cm 重量:425g
しかし、自分で試したところ20㎏くらいで耐久性に不安を感じました。
実際にアマゾンのレビューでも、「40㎏で使用したらぶっ飛ぶかと思った」「10㎏以上をつけるとベルトがプチプチいってきれそうで怖い」「30㎏以上だと少し怪しい」などといった意見が見受けられたので、20㎏くらいまでの仕様が安心して使えるラインかも知れません。
耐久性
耐久性は正直不安が残ります。
上がハービンジャー、下が安物ですが厚みの違いが分かると思います。
続いて鎖との接続部分。
下の縫製が簡易的で、なおかつ細いのが安物です。
鎖に関してもハービンジャーと比べると、
・重さがない(ちゃっちい)
・細い
・安物っぽそう
といった違いがみられます。(※下が安物)
ただ、20㎏くらいまでならこれでいいと思います。
なのでまずお試しで買いたいという人はコチラでも全然いいですね。
実際、この安物が先に届きましたが使ってみて違和感は無かったですし(軽い重量なら)、荷重してディップスなどを行えることに感動してましたしw
着け心地(フィット感、安心感)
着け心地に関してはハービンジャーと比べるとやはり生地が薄い分不安な部分はありますが、それでも個人的には割と問題ないかと思います。
ハービンジャーにはないすべり止めが安物の方にはついているのでずり落ちる心配も軽減されます。
他の人のレビュー
身長175体重75キロの筋トレ初心者故に、20キロまでしか荷重してないですが、腰に合わせてチェーンを調節出来るのでずり落ちはないですし、腰周りの痛みも無いです、チェーンもしっかりとしてますが、唯一心配なのはカラビナです、3、40キロの高重量で使用した際、ぶっ飛ぶかもと思いました…。ん、いや、まてよ…これはもしかして、高額のものを使用し、安心感の中でやるよりも、この危うさをひしひしと感じ、心の中で(切れるなよ、絶対切れるなよ)と恐怖を感じながらやる方がアドレナリンが分泌されて筋トレの効果が倍増するんじゃないのか?………無理があるか…
引用:Amazon
カラビナが高重量で使うとちぎれそうとのこと。
低価格ですが、まともな作りで特に問題ありません。
腰の部分は、ゴムの粒々で滑り止め加工がされています。
また、幅もあるのでグリップ力があり腰からズレたり、
ベルトが食い込んでくることもありません。
買って良かったです。主にディップスで使用しています。
10~15kg加重でやっていますが、まったく不安はありません。
引用:Amazon
10~15㎏程度なら問題ないとのこと。
ディップスと懸垂で利用してます。
鎖にダンベルのドーナツ重りを通して利用してますが5キロ程度ならば良い感じです。
ただ10キロ以上の物をつけるとベルトがプチプチいいだすので切れそうで怖いです。
引用:Amazon
10㎏以上だとベルトがプチプチいいだすとのこと。
まとめ
安物がおすすめなのは以下の人です!
・とりあえずお試しで荷重ベルトを買いたい人(20㎏くらいまで)
やはり本格的な荷重ベルトと比べるとすべての面で劣ります。
特に安定性、質の面ですね。
値段が2000円と6000円なので4000円の差をどうとるか・・・ですね。
荷重ベルトレビューまとめ:個人的にはハービンジャーがおすすめ
今回は荷重ベルトのハービンジャー製と、安物での比較レビューをしてみました。
個人的にはこれからどんどん筋力を増して、身体を大きくしたいのでハービンジャーが合うと感じました。
「4000円の差で一生ものを買う」と言ったら大げさかも知れませんが、割とそのレベルで違いましたね。
ただ、「いきなり本格的なものを買うのはなぁ・・・」という人はまず価格の安いものを買うのも全然アリだと思います。
こういった器具を買うことで、トレーニングの熱も高まりますし、興味を持たれたら是非買ってみて下さい!
それではよいトレーニングライフを!
なお、以下では僕のホームジムを買うにあたっての考えも書いています。
ホームジムを作りたい方は参考にしてみて下さい。
こちらの記事では実際に買ったもののレビューまとめもあります。